メリダ(MERIDA)は、数多くのマヤ文明の遺跡が点在するユカタン州の州都です。当時の白い建物が多く残り「ホワイト・シティ:白い都」とも呼ばれています。1542年にスペインのフランシスコ・デ・モンテホに占領されコロニアル都市として整備されました。野口英世が黄熱病を研究したオーラン病院があります。マヤ文明の遺跡見物の拠点となっています。
メリダのホテル
メリダの観光名所:
ユカタン人類学博物館(MUSEO REGIONAL DE YUCATAN):アステカの雨の神であるTLALORの168トンの像が目印となっている博物館でその建築様式も興味深いです。1階の中庭から放射線上に広がる12のエキシビションホールにはメキシコの古代文明の展示がされています。メリダ鉄道駅から1.2km、徒歩15分。
ウシュマル遺跡(RUINAS DE UXMAL):ウシュマルはカバー・サイール・ラブナー・シュラパック遺跡などを含む約160km2の区域の中心と考えられています。ウシュマルとはマヤ語で「3回建てる」という意味の通り、何度も建て直されました。マヤ文明の代表的な遺跡と言えます。メリダからカンペチェ行きバスで1時間30分。メリダからは周辺の遺跡を回る周遊バスもあります。
カバー遺跡(RUINAS DE KABAH):カバー遺跡は850〜900年に建設されました。建造物はウュマルからの高速道の両側に見えます。最も華やかな建物「コズ ポープ(CODZ-POOP)」には雨の神チャックがデザインされ、仮面の宮殿の異名を持っています。メリダ(MERIDA)から140km。ウュマルから22km。
サイール遺跡(RUINAS DE SAYIL):紀元前1,000年の建造物。サイールは「蟻の宮殿」という意味です。最も繁栄した時代には90の寝室を持ち、350人を収容できたという豪華な宮殿跡は、周囲の遺跡群の中でも最も印象的です。カバー(KABAH)、シュラパック(XLAPAK)からそれぞれ5km。
マヤパン遺跡(RUINAS DE MAYAPAN):6つのエリアに4,000もの小さな丘が点在しています。その大きさはチチェンイツァーとほぼ同じです。チチェンイツァーと同様の建造物も見られます。ウシュマル(UXMAL)から40km、バス60分。
ラブナー遺跡(RUINAS DE LABNA):750年〜1,000年頃にかけては2,800人程度の人々が暮らしたと言われる古代都市です。ラブナー遺跡は美しいマヤの擬似アーチや展望台、チャックや蛇などの装飾で覆われた王宮(EL PALACIO)などが見所です。メリダ(MERIDA)から122km。シュラパック(XLAPAK)から4km。
ロルトゥン鍾乳洞(GRUTAS DE LOLTUN):ユカタンで最も大きな鍾乳洞です。1kmほどの洞窟内には石筍や岩石彫刻やしょう乳石の作り出す空間が続いています。ロルトゥンはマヤの言葉で「岩の花」という意味で、その名の通り目を見張る自然の驚異が体験できます。メリダ(MERIDA)から110km。
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